お別れ会とは

お別れ会が多く広がっている理由

葬儀といえば、通夜・告別式のあと火葬場へ行くというイメージがあると思います。しかし現在では葬儀に対する見方が以前と変わりつつあり、家族葬のような近親者のみで執り行うケースが増えることにより、故人様と生前交流のあった方々がゆっくりお別れする機会がもてないというデメリットができてしまいました。 また式場や火葬場の関係から葬儀までの日程に余裕がなく気持ちの整理がつかないまま式を終えることも少なくありません。 そのため近年では、ご遺族を含め多くの方にお別れの場を提供することを目的として、葬儀よりも柔軟に対応できるお別れ会を開催するケースが増えてきています。

葬儀との違いは？

葬儀・告別式の最後には出棺し故人様のご遺体を火葬場で火葬する事になります。この火葬を執り行うことを荼毘に付すと呼び、故人様は肉体への未練を断ち切り、煙と共に天に昇れ、成仏が出来ると考えられています。 お別れ会では故人様を想う気持ちに重点を置いていることが多く、宗教的儀礼による制約はありませんので、進行や演出に特に決まりはなく、主催者が自由に決めることができます。ただし、ご友人であってもご家族様の意向に沿った形で執り行われる必要があるでしょう。

私達がお別れ会でお手伝いできること

私達は“お別れ会”専門の生花店として特化しています。 葬儀業界の生花店としてはエキスパートではありますがその他の手配については大変申し訳ございませんができかねます。また葬儀での装飾も可能ではございますが時間的な制約があるためご期待に添えない場合がありますのであらかじめご了承ください。

お別れ会の準備目安は？お花の注文はいつまで？

お別れ会の一般的な流れ

お別れ会の式次第の一例を紹介します。

この他に写真撮影、演奏会など会場の制限で制限されていなければご自由に執り行うことができます。

お別れ会が行われる場所

お別れ会は葬儀ではないため、多くの会場が利用できます。 例えばホテルやレストランなどから、学校の教室や会社の会議室などでも行われています。目的や趣向にあった会場で執り行うことができますが、注意点としては遺骨の持ち込み、宗教的儀式である読経等は禁止される場合があります。このため、お別れ会開催する旨をお伝えしていただきホ開催場所の関係者に事前に確認をとることが必要となってきます。

お別れ会にかかる費用の相場

大きなお別れ会の費用相場は、一般的に招待する人数一人につき1万円～2万円程度となっています。しかし招待する人数・利用する会場・スタッフの人数・演出・料理の有無によって大きく異なるため相場というものはありません。 遺影周りにお花を飾り、会社の会議室で献花をするというスタイルもありますし、教室で恩師にお別れの手紙をお供えするという方法もあります。 お別れ会は葬儀から1ヶ月以上経過してから開くのが一般的ですが、お気持ちの整理がついてからゆっくり考えてもよいかと思います。

まとめ

故人様が亡くなったあとの葬儀は、時間的に余裕がなく慌ただしく過ぎてしまいますが、お別れ会はゆっくり時間をかけて計画することができます。 「あの人らしいお別れをしてあげたかった」 「ゆっくり故人様を想う時間が欲しかった」 「お世話になった方にもお別れの時間を設けておけばよかった」 などゆかりのある人達がゆっくり最期のお別れの時間をもてるようなお別れ会になればと思います。